会期は6月11日までですよー
大英自然史博物館展に行って来たよ! その1 - なみのりいるかの夢
大英自然史博物館展に行って来たよ!その2 - なみのりいるかの夢
大英自然史博物館展に行って来たよ!その3 - なみのりいるかの夢
GWも終わり展示も空いてて見やすい時期です。月末になるとまた混み始めるので早めをお勧めします。
3章 探検がもたらした至宝
ジョセフ・バンクスのタカラガイコレクションから始まる、太平洋の海洋生物達はとても心魅かれます。
ブラジル、タヒチ、ニュージーランド、オーストラリアで採集されたタカラガイです。沖縄などでも見かけるタカラガイもいくつかあります。
そして深海へ挑んだチャレンジャー号の採集品へと展示は変わっていきます。
この、チャレンジャー号の航海で採集された微生物のスライドボックスは素晴らしかったです!他にも様々な生物の採集品があり、西太平洋アラフラ海やパタゴニアトム湾沖など採集場所も様々でした。
さらに探検は南極へ向かいコウテイペンギンの雛や裸子植物の葉化石グロッソプテリスなど見所が続きます。
この標本は南極大陸のコウテイペンギンの雛なのですが、イギリスの方々の鳥に対する扱いが何とも面白いです。いくつかの鳥はこの形で展示となります。日本の博物館の生きているような剥製に馴染んでいるとびっくりします。
この生きてるような姿の剥製のコウテイペンギンの雛は常設展で観られます。比べて観て下さいね。
また、こちらの葉化石と、常設展地球館地下2階のグロッソプテリスを見比べて観て下さい。大英自然史博物館展で展示してあるのは南極大陸と南アフリカでの標本です。
この標本が常設展のオーストラリア産です。
ここでウォルター・ロスチャイルドのコレクションに展示は変わります。気性の荒いシマウマを馬車の馬に仕立てた写真が衝撃的です。
ヒクイドリとゴマダラキーウィの白羽異常個体と正常色個体。ヒクイドリは顔の色がすごいです。
3章最後は日本の様々な標本です。
タカアシガニやアマノリなどの海産物と植物、隕石や鉱石も所蔵されています。
さらに3つの隕石もイギリスへ渡っています。鹿児島県の薩摩隕石、佐賀県の小城隕石、福岡県の東公園隕石です。こちらの展示を観た後は、やはり常設展の隕石も探して観て下さい。
こちらは日本館3階に薩摩隕石の4つの破片があります。さらに同じ産地の水晶と輝安鉱もありますので比べて観ることができます。
ここで休憩の出来るスペースがありますので、疲れた方は是非休憩を取って下さいね。まだまだ展示は続きます。
タカラガイ―生きている海の宝石 日本と世界のタカラガイ207種 (ネイチャーウォッチングガイドブック)