2018年4月13日、良い天気の中、真鶴の遠藤貝類博物館へ行ってきました。
真鶴町立遠藤貝類博物館 – endo shell museum
遠藤貝類博物館は、JR東海道線の真鶴駅からバスでケープ真鶴で降りて、おみやげ屋さんや軽食屋さんの2階にあります。平日ですので、バスも駐車場も空いておりましたが、行楽シーズンは有料駐車場もかなりうまると思われます。ご注意下さい。
博物館内はいくつかの展示室に分かれておりますが、第1展示室の相模湾の貝の展示がとても良かったです。
二枚貝と巻貝に分かれて展示があります。
熱海や江ノ島で見つけた貝の悩んでいた名前が確認出来て良かったです。やはり、地元の博物館の良い所ですね。また、生息場所がよく分かるようなジオラマがあり、実際の生物の模型や貝が展示されており、何故かマンボウの剥製もありました。
第2展示室はオキナエビスと日本の貝を暖域と寒域を分けての展示です。沖縄などで見られるタカラガイなどのカラフルな暖域と、居酒屋の煮貝でよく見る地味な貝が多い寒域の差がよく分かります。オキナエビスのコーナーは圧巻ですので是非じっくりと見て下さい。
第3展示室は世界の貝と分かれております。世界三大タカラガイや大人が抱えるほど大きい巻貝など、こちらも見応えがあります。個人的にはカリビアザクラがとても気になりました。日本のサクラガイよりも小さいのですが綺麗な桜色の薄い貝殻がとても素敵でした。
また、いくつか実際に貝に触れるコーナーもあります。ハマグリの貝合わせなども楽しめました。
本物の?貝合わせは内側に短歌などが描かれております。
遠藤貝類博物館では、週末に磯の観察会が行われています。死滅回遊魚が見られたり、ウメボシイソギンチャク大集団がいたりと見応えのある磯のようです。受付には真鶴の磯の生きもの(真鶴町教育委員会)海の生物観察ガイド(ディスカバーブルー)の2冊が販売していますので、磯に降りる前に購入して生き物の確認に使うのも良いかもですね。
磯に降りるまでは急な階段もありますのでご注意下さい。また、三ツ石海岸は神奈川県の自然公園特別地域に指定されていますので、磯で見つけた生物の持ち帰りは出来ません。観察後に必ず元いた場所へ帰して下さいね。