なみのりいるかの夢

しばらくは雑記です。

島本理生さんの小説の美味しい物達 その1

島本理生さんの小説には美味しいご飯やお酒が沢山出てきます。そんな美味しいご飯をまとめてみました。

わたしたちは銀のフォークと薬を手にして

今回は「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」から、多くなったのでその1です。色々印象的なシーンとご飯を食べるシーンが重なって、美味しそうで食べたくなります。そのうち同じ物を食べて見たいなと思いつつ、椎名さんと知世ちゃんの食べていた物をまとめてみました。

 

昆布と白菜と豆腐の蟹鍋
スパークリング日本酒
微発泡の白
ころんと丸い苺のお菓子

後書きにもあるように、雑誌「BIRD」の掌編からはじまります。シンプルで美味しい鍋とか、ほのかに甘いお米の味とか、美味しそうでたまりません。ここで出てくる苺のお菓子も、シュワっと溶けてとか、さくさく軽くてとか、ホワイトチョコなのに全然しつこくないなど、2人の関係を表しているような感じがとても好きです。この苺のお菓子は金沢に雰囲気の似たお菓子があるのでそれかなーと思います。金粉苺チョコとそのままの商品名です。

 

鎌倉ビール
甘く煮た螺貝
しらすがたっぷり盛られたどんぶり
お味噌汁

ここで知世ちゃんが食べているシラス丼は、王様のブランチでモデルとなったお店が紹介されていました。江ノ島の魚見亭で同じ物が頂けます。つぶ貝はこりこり食べているし、生姜と紫蘇以外はぜんぶしらすだったりとか、口の中で噛んで弾けては溶けるのあたりが美味しそうで新鮮な生のシラスが食べたくなります。シラス漁には禁漁期間がありますので、本当の採れたてを食べたい方はその日の漁を調べてから向かうのがお勧めです。

 

ジョッキビール
鳥皮ポン酢
ハツ、しし唐、鳥皮、ねぎま、うずら、手羽先、軟骨
レモンサワー
きゅうりの漬物
山芋たんざく

映画を見てからの雑居ビルの小さな焼き鳥屋さんで食べた物達。ここの焼き鳥屋が物語の中でも大切なポイントの1つになると思います。炭の香ばしい匂いや、ほっこり湯気と塩気が溢れるところも食べに行きたくなります。しし唐を選択する渋さに椎名さんの年上感がありますよね。

 

紅茶のリキュール
燻製の卵

飯田ちゃんの食べている燻製カマンベールも美味しそうなのですが、ここで知世ちゃんが食べているのは燻製の卵なのですよね。醤油と煙っぽい香りが先程の焼き鳥屋との繋がりと言うか、心残りなのかなぁと思いながら読んでいました。紅茶のリキュールのかすかに甘い紅茶の香りと、上品でいくらでもするする飲めそうな感じが次につながるのですよね。BARで出てくる女子向けだとフォションかしら?ティフィンも美味しいです。

 

ビール
白いモツ煮
殻付きの海老

大阪での待ち合わせ前の食事シーン。ふわふわの白いモツ煮の後、海老が凄く美味しそうでたまりません。ここは是非読んで下さい。鮮度の良い海老はこうなのですよ!活きている海老の殻を剥くところからの描写はたまりません。

 

鮮やかに赤いユッケ
ぶ厚いハラミ、噛みごたえのある顎
赤ワインのグラス

知世ちゃんはよく食べますよね。地下の居酒屋から焼肉屋と二軒のお料理の描写の違いが緊張感として表れているように思います。ユッケの脂そのものが甘いとか、ちっともクセがなくてとろとろだったところとか大阪まで食べに行きたくなります。

 

ここで手に入りそうな物を軽くまとめますね。

箔一のオンラインショップ HAKUICHI STYLE|金沢箔工芸品・菓子・金箔材料 / 金箔いちごチョコ

神奈川の天然水仕込みビール2種4本飲み比べセット (北鎌倉の恵み×2、YOKOHAMA XPA×2)

絶景の景観にうまい飯。新鮮海鮮なら「江ノ島 魚見亭」

紅茶の違いがわかるあなたに♪♪フォション180ml、ティフィン200mlティリキュール味くらべ各1本

 

江ノ島にしらす丼を食べに行きたいです。